ベルギー語って?

連休3日目、今日は私たちが長年暮らした
ベルギーの言葉の事を少し、、、、

4日前、元旦の記事の最初に色々な国の言葉で
新年のご挨拶を書きました。 その最初の2つがこちら。
Bonne Année! 
Gelukkig Nieuwjaar!

最初のがフランス語、 ボナネ と読みます
次のがオランダ語、カタカナで書きにくい発音、、、、
無理に書くなら ヒェルッキッヒ・ニューヤール (-_-;) 
ヒェルッキッヒの最後の”ヒ”は、キと言いながら喉の奥から
引っかかるように息を出し、 最後の”ル”は
ハッキリ発音しない程度に巻き舌にします。
オランダ語って本当に発音が難しいです(>_<)
どちらも直訳するとグッド・イヤーとかラッキー・ニューイヤー
という意味で、”新年おめでとう”という意味でつかわれます。

ん?ベルギーの事を書くって言って、なんでオランダ語の話?
と、思われたでしょう。
実はオランダ語(フラマン語)はベルギーの公用語のひとつです。
時々お客様に『ベルギー語ってどんなの?』とか
『ベルギーって何語?』と聞かれますが、ベルギー語というのはなくて、
公用語はフランス語・フラマン語(オランダ語の一種)・ドイツ語の
3つで、それぞれ地域によって第一言語が決まっています。
ドイツ語を話すのはドイツと国境を接するあたりで3%程度ですので、
主にはフランス語とフラマン(オランダ)語の2つが話されています。
シェフ夫妻が暮らした首都ブリュッセルは、
例外的に”仏語・蘭語両方”地域とされています。

公式なものには公用語3か国語で表記がありますが、
その適用地域によって何語が最初にあるか変わります。
また、商品説明など、面積の小さいものでは、独語は省いて
仏語と蘭語の2つだけの場合も多いです。
例えばコレ、愛用のスパイス『ドライエシャロット』ですが、
”Echalote”仏語 と ”Sjalot”蘭語 の2つ書かれています。
20150106echalote1.jpg

裏面ももちろん2か国語。 
上は使い方、下は”フレッシュパッケージ方式”について。
20150106echalote2.jpg
よくよく見ると、会社はフランスの会社で住所もフランス。
でもベルギーで売るためにフラマン(オランダ)語も書いてるんですね。
ちょっとややこしいです。
ちなみにこのドライエシャロット、日本で売っているのを見かけません。
世界中のものが買えるようになった日本ですが、なぜかこれはダメ。
スパイスメーカーや輸入会社さん、日本で買えるようにしてくださーい!

カナダも色々な所で英語と仏語の2か国語表記されてますね。
ご旅行中などに気づかれた方、いらっしゃるかも。
でもベルギーでは、その”公的なものは併記”は、
フラマン地域の独立運動などもあって建て前的で、
フラマン地域ではフラマン(オランダ)語しか書かれていないことも多く、
シェフが入院した時にたまたまフラマン語地区の病院だった為、
”持ち物はスリッパ。パジャマは病院が支給するので持参不要”
のような病院からの指示書がフラマン語でしか書かれていなくて、
ベルギー人の同僚に翻訳してもらったり、面会時間を過ぎて帰るときに、
出口に『今の時間はXX出口へ』とフラマン語だけで
書かれているのが読めずに立ち往生して、たまたま居合わせた
他の家族について行ってようやく出られたりとか、
両方語を分からないと不便なことも多々ありました。

そうそう、地名も変わるんですよ! 
皆さんが”フランダースの犬”でよくご存じの『アントワープ』は、
フラマン地域にあり、『Antwerpen』アントウェルペンと読みますが、
フランス語では『Anvers』アンヴェルス となり、綴りも読み方も全く違います。
リエージュはLuikとLiege,ナミュールはNamenとNamur (◎o◎)
同じ町の名前でも、こんな風に全く違う言葉になってしまう事も
しばしばで、それぞれの言葉で何というのか知らないと、
標識を読めなくて、高速の出口をおりそこなう事もあるんです。
”アサクサ” に行こうとしてるのに、”アタカソ” で
降りないといけないみたいな感じ、、、、ややこしい(>_<)

古都ブルージュなどは本当はフラマン地域ですから、
フラマン(オランダ)語で”ブルッヘ”と呼ぶべきところですが、
日本ではフランス語読みの”ブルージュ”(もっと正しくは
ブリュージュというような発音)で知られていますね。
そして日本で定着しているベルギーの地名の中には、
仏語・蘭語に加えて英語読みで定着しているものあります。
先述の”アントワープ”等がその代表的な例です。

ベルギーと言って皆さんが思い浮かぶのは
ショコラやビール、サッカーファンなら『赤い悪魔』かもしれませんね。
言葉だけじゃなく、日本と違う面白いところ、
良いところや困ったところ、路上駐車の事やゴミ分別の事、
また機会があればご紹介したいと思います。
さようなら!
Au revoir ! - オ・ルヴォワール(仏語)
Tot ziens ! - トッツィーンス(蘭語)
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  1. 2015/01/07(水) 08:55:00|
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